天理教の教え⑤【いんねん】をわかりやすく解説!

天理教 教会本部画像2 天理教の教え

今回は、天理教の教えの中から【いんねん】について、天理教を知らない方に向けて、わかりやすく解説をしていきたいと思います。

天理教のお話を聞いていく中で、この【いんねん】という教えは、とても重要になってきます。

この【いんねん】というものは本当に、

言うのは簡単ですが、行動に移すことはとても大変です。

それだけに、とてつもなく深いお話でもありますので、徐々に知識や思案を深めていってもらえればと思います。

また、この【いんねん】という意味を理解する事で、自分の今までの行動や、心の使い方を見直す機会にもなるかなと思いますので、最後までご覧頂ければと思います。

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【いんねん】って何?

【因縁】という言葉自体は、元々、仏教用語です。

本来は、【因縁果】(いんねんが)という言葉で、現在でも【因縁】として使われていますよね。

直接的原因【因】と、間接的条件【縁】との組み合わせによって、様々な結果が起きてくる事を意味します。

しかし、天理教の【いんねん】という言葉は同じ意味ではありません。

天理教を信仰している方の中でも、一緒の意味として考えている方も少なくないと思います。

類は友を呼ぶ
同気相求む
似た者夫婦

など、みなさん一度は聞いたことがある言葉だと思います。

【いんねん】というものは、目には見えませんが、上記の言葉がなぜ成立してくるのか。

ということが天理教の【いんねん】という教えの意味合いになってきます。

つまり、何か引き寄せられるものがあるからこそ、近くに居て関わっているということですね。

それは、今の乗り越えなくてはいけない何かが同じ人もいれば、前生(ぜんしょう)での徳分やほこりが似ている人なのかもしれません。

親神様は、「いんねん寄せて守護する」と仰っています。

夫婦・兄弟・親戚・友達など、自分に関わっている人達はみんな、親神様にいんねん寄せて御守護していただいています。

あなたに近くなればなるほどいんねんも似ている、関係性が遠くなればなるほどいんねんも違ってくるということです。

そして、共に自分のいんねんを自覚し、心を入れ替えて陽気に暮らしていける様に、

親神様は、いんねんを通して、私達が陽気に生きていけるように引き寄せて頂いているということですね。

良い意味でも悪い意味でも使われることが多いこのいんねんという教えですが、天理教には人間を苦しめるための教えなんてひとつもありません。

全ては、親神様の子供可愛い親心があっての【いんねん】・【引き寄せ】です。

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立教の三大いんねんとは?

親神様は、

「我は元の神・実の神である。この屋敷にいんねんあり。このたび、世界一れつをたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰い受けたい」と仰っしゃりました。

天理教の元初(もとはじ)まり、つまり天理教が始まったのは、この「三大いんねん」というものが整ったからだと教えて頂いています。

三大いんねんとは、下記の事であります。

教祖魂のいんねん
やしきのいんねん
旬刻限(しゅんこくげん)の理

この三大いんねんとは、人間の始まり、神様が人間をお造りになられた時の由来に関係してきます。

天理教の人間創造のお話を見てみましょう。

この世元始まりは、どろ海であつた。

月日親神は、この混沌たる様えお味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのをみて、ともに楽しもうと思いつかれた。

そこで、どろ海中を見澄まされると、沢山のどぢよの中に、うおとみとが混じつている。

夫婦の雛形にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄ました上、

最初に産みおろす子数の年限が経つたなら、宿仕込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知させて貰い受けられた。

参照:天理教教典

とても難しいと思いますので、私なりの解釈でわかりやすく、解説していきましょう。

この世の始まりは、どろ海の世界でした。

親神様はこの世界を味気なく思われて、人間を造り、陽気ぐらしをする姿を見て共に楽しもうと思われました。

どろ海の中を見澄ますと、沢山の生き物の中に

男の魂を持つ物と、
女の魂を持つ物が混じっていました。

夫婦の手本にしようと、これを引き寄せ、

最初に産みおろした子供の数同じ年数が経った時、

産みおろした場所にて、

もう一度現れ、神として拝をさせようとお約束をされた。

というのが、天理教の人間創造のお話であります。
もっと詳しく知りたいという方は、【天理教教典第三章:元の理】を御覧下さい。
ここで、三大いんねんが出てきています。

教祖様魂のいんねん

人類で最初の母親としての魂。

(うお)と(み)の【み】の「いざなみのみこと」の魂ですね。

この魂が、後の教祖様の魂であります。

親神様がこれを宿しこまれたという意味合いが【いんねん】

つまり、教祖魂のいんねんということです。

やしきのいんねん

親神様が人間を宿し込まれた場所、

お造りになられた場所、

元のやしきという場所を、

【ぢば】と言います。

現在の天理教本部にある甘露台(かんろだい)の場所であります。

この始まりの場所という意味合いの【いんねん】が

やしきのいんねんということです。

旬刻限の理

「最初に産みおろす子数の年限が経ったなら。」

親神様が最初に、宿しこまれた人間の数は、九億九万九千九百九十九人です。

そして、産みおろした子数と同じ年限とは、最初に産みおろされてから、

九億九万九千九百九十九年が経ったならという意味です。

この、子数の数と同じ年限の数という意味合いが、

旬刻限の理という事です。

そして、最初に産みおろされてから、九億九万九千九百九十九年が経った時というのが

天理教の立教の日、天保9年10月26日です。

つまり、

母となった教祖様の魂のいんねん
人間の魂を宿しこんだ場所のいんねん
産みおろした数と同じ年限という数のいんねん

この3つが全て揃った日が、天理教の立教の日で、人間をお造りになられた親神様がお約束された、意味合いや、理屈が全て整った日という事になります。

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天理教の教え⑤【いんねん】まとめ

【いんねん】というのは、とても大切で重要な教えであるということですね。

人間の始まりに関わってくるお話ですので、結局は私達が生きて生活している中で起こってくる物事には全て関わっているという事ではないでしょうか。

また、その意味合いはとても深く、思案すればするほど感じ方や見方は変わってくると思わせて頂いております。

「いんねん」と、天理教の中で言葉が出たときは、身上(病気)や事情(悩み)などの時が多く、あまり良い意味では無いようなことが多い様な気がしますが、

この、人間創造のお話や天理教三大いんねんのお話などを勉強させていただいても解るように、良い意味でもあるという事も重要なんだと思います。

良い事も悪い事も表裏一体で、詰まる所、親神様は子供可愛い親心で御守護頂いておりますので、

私達が悪い事だと思うようなことであっても、私達が良くなる為に、何かを気づかせようとしてくださっている親心であるという事を忘れず、私達自身が、しっかりと考えていくことが大事ではないでしょうか。

最後まで御覧頂き、有難うございました。

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